②【緊急提言】あなたの会社を「燃やさない」ための即効薬!3つのチェックリスト**

前章で冬の火災の恐ろしさ、その盲点についてお伝えしました。しかし、恐れるばかりでは何も始まりません。重要なのは、具体的な行動によってリスクを排除することです。ここでは、防火管理者として、そして経営者として今すぐ取り組むべき3つの即効薬をご紹介します。

**即効薬1:全従業員参加型「火災危険度チェック」で社内を徹底監視せよ!**

防火管理者のあなた一人で全てをカバーすることは不可能です。会社全体で火災リスクに目を光らせる仕組みを作りましょう。

* **チェックリストの作成:** 暖房器具周辺の可燃物、配線の状態、喫煙所の管理、避難経路の確保など、具体的なチェック項目をA4用紙1枚にまとめます。
* **担当部署・担当者の割り当て:** 各部署にチェックリストを配布し、週に一度、担当者が目視確認を行い、異常があれば即座に報告する義務を課します。
* **報告書の義務化:** チェック結果は必ず防火管理者に提出させ、問題点があればすぐに改善計画を立て、実行に移します。
* **実例:** ある企業では、このチェックリストにより、シュレッダーの近くに置かれていた大量の紙くずと、古い扇風機のコードの被覆剥がれが発見され、未然に火災が防がれました。小さな違和感を見逃さない「目」を社内全体に育てるのです。

**即効薬2:緊急事態を想定せよ!「避難訓練のリアル化」で命を守る実践力**

「まさか自分の会社が」と思っていませんか?しかし、火災はいつ、どこで発生するかわかりません。形だけの避難訓練では、いざという時に従業員の命を守ることはできません。

* **実践的なシナリオ設定:** 「休憩室のコンセントから出火」「サーバー室で煙発生」など、具体的な場所と状況を設定します。
* **消火器の使用体験:** 水消火器などを用いて、実際に消火器を操作する体験を義務付けます。
* **煙体験:** 可能であれば、煙体験ハウスなどを利用し、視界の悪い中での避難の困難さを体験させます。
* **避難経路の再確認:** 訓練後には、避難経路のどこに問題があったか、改善点は何かを全員で共有します。
* **実例:** 実際に煙体験を行った従業員からは、「こんなに前が見えないとは思わなかった。経路を覚えることの重要性を痛感した」という声が多く上がり、防火意識が劇的に向上しました。

**即効薬3:経営者の覚悟が問われる「予算と意識の投資」**

防火対策は「コスト」ではなく「未来への投資」です。経営者であるあなたの覚悟が、会社の命運を左右します。

* **老朽化した設備の更新:** 古い暖房器具、配線、消火設備などは、躊躇なく最新のものに交換する予算を確保してください。
* **専門家による診断:** 定期的に消防設備点検業者や電気設備業者に依頼し、専門的な視点からリスク診断を受けましょう。
* **従業員の教育投資:** 消防訓練や防災セミナーへの参加を奨励し、費用負担も積極的に行いましょう。
* **実例:** ある中小企業の社長は、予算が厳しい中でも、古い暖房器具を一新し、各フロアに火災報知器を追加設置しました。その結果、隣接するビルで火災が発生した際も、自社は無事でした。「あの時の投資は、会社の命を救った」と語っています。

あなたの会社に防火管理者がいないなら、今すぐプロに助けを求めてください。
取り返しがつかなくなる前に。
👉 防火管理の駆け込み寺:info@bosai-vita.jp

*レスキュー役立つ豆知識

コンセントは冬が最も悲鳴を上げる

加湿器・ヒーター・電気毛布・デスクライト…
同一タップで過負荷→発熱→発火が冬は本当に多い。

💡延長コードは“最大1500W”ルールを忘れずに!

 

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