「命を救うのは、あなたの“30秒の判断”」―防火管理者の真の使命

大地震のあと、建物が倒れなかったら「助かった」と思うでしょう。
でも、その安堵は長く続きません。
揺れで落下した照明がカーテンに火をつける。
漏れたガスが引火して爆発する。
停電から復旧した瞬間、ショートで火花が散る。
地震の後に出火する火災は、避けられない現実です。
初期消火か、延焼か――30秒の差
あるオフィスビルでの話。
震度6弱の揺れで電気系統から火花。小さな火が燃え広がり始めた。
防火管理者は即座に消火器を手にし、10秒で鎮火。
もし誰も動かなければ、3分でワンフロア全体に広がり、消火活動は不可能になっていたでしょう。
その“30秒の判断”が、数百人の命を救ったのです。
防火管理者の使命とは
• 火災を未然に防ぐ
• 発生しても初期で食い止める
• 人々を安全に導く
これはマニュアルや資格ではなく、命を背負う使命です。
あなたのメッセージ
あなたの職場には「30秒で動ける人」がいますか?
もし「いない」と答えるなら、それは建物全体を火葬場に変えるリスクを抱えているということ。
防火管理者は、保険でも契約でもなく――
人の命を守る最後の砦です。
お問い合わせは下記メールまでご連絡ください。
*レスキュー役立つ豆知識
避難時は“閉めて逃げる”扉や窓を閉めるだけで、火の回りを遅らせられます。
「閉めて逃げる」=延焼を防ぐ初動です。