【本音】なぜ防火管理者になるのか?正直面倒…でも外せない理由

「防火管理者やってくれない?」
そう言われた瞬間、多くの人がこう思うはずです。
「え、面倒くさそう…」
実際、防火管理者の業務は本業と並行しなければならず、書類や訓練計画などやることが盛りだくさん。
それでも、この役割を避けられない理由があります。
面倒に感じるポイント
防火管理者の業務は一言で言うと「火災予防と緊急対応の総責任者」です。
そのため、日々の業務は多岐にわたります。
- 年2回以上の避難訓練を計画・実施
- 消火器や火災報知器などの点検記録
- 防火管理計画の作成と消防署への提出
- 防火意識向上のための周知・教育
これらを通常業務と同時進行するため、時間的・精神的負担は確かに大きいです。
責任の重さがプレッシャー
防火管理者は、火災時の避難誘導や初期消火の指揮を任されます。
万が一の事態で対応を誤れば、人命や財産に直結するため、「責任重大すぎる…」と感じる人も多いでしょう。
それでも必要な理由
面倒でも、防火管理者は消防法で義務化されています。
一定規模以上の建物で選任しない場合、罰則や営業停止命令が科される可能性があります。
さらに、火災発生時に防火管理体制が整っていなければ、企業の信用失墜や多額の損害賠償につながることも。
つまり、防火管理者は「やらないと危険すぎる」ポジションなのです。
面倒を軽減するコツ
- 年間スケジュールを最初に作成して予定を見える化
- 訓練や点検は複数人で分担して負担を減らす
- 消防署のアドバイスやマニュアルを積極活用
- 書類や記録はテンプレート化して作業効率アップ
こうした工夫をすれば、「面倒さ」はかなり緩和できます。
それでも大変!と言う方におすすめなのが、「防火管理の業務委託」
建物や施設で必要な「火事を防ぐための管理業務」を、外部の専門家や会社に任せることです。もし防火管理者のなり手がいない、防火管理者を専門家に任せたいという方は下記の問い合わせまでご連絡をお願いいたします。
防火管理担当:info@bosai-vita.jp
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